前回に引き続き、レジンの研磨について、書いてみます(*^_^*)
「春の野原のたまご・UVレジンを研磨してみた」の記事と重なる部分がありますが、復習もかねて書いておきますね。
◆準備するもの
・鉄のやすり
・耐水ペーパーやすり(♯400・♯800・♯1000・♯1500)←ホームセンターで売っています。
・水入れ
・防塵マスク
・メガネ拭き(マイクロファイバークロス)←ダイソーで買いました。
・コンパウンド←ハンズで800円くらいでした。
磨いている間に細かい埃が出ます。レジンは石油製品で吸い込んで体に良いものではありませんので、できれば防塵マスクを用意することをお勧めします。
◆研磨のやり方
①はじめに全体の形を整えます。鉄のやすりを使って、バリを取り、デコボコがないように形を整えます。
もしここで、へこみやキズがあるようなら、その部分にレジン液をつけて硬化させて、へこみをなくしておきます。
Point:ここで力を入れすぎると全体の形が歪になります。優しく時間をかけてやすりがけします。
②鉄やすりが終わると、表面が曇りガラス状態になります。ここから表面をつやつやにするため、磨きをかけていきます。
耐水ペーパーの♯400と水入れを用意します。水をつけて、耐水ペーパーで表面を磨いていきます。力を入れすぎないように注意しながら、やすりの上でなでるようにレジンを動かします。
一通り磨けたら、細かい目のやすりにかえていきます。♯400→♯800→♯1000→♯1500とやすりがけします。
耐水ペーパーやすりはこんなものでOK
![]() Bigman[ビッグマン] 耐水ペーパーミニセット[紙やすり]#400 #1000 #1500 各6枚 BYR-23
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☆途中経過
鉄やすりが終わったところ↓
♯400が終わったところ↓
♯800が終わったところ↓
♯1000が終わったところ↓
♯1500が終わったところ↓
ほんの少し、中の花の形が分かるようになってきました。
③コンパウンドを使って磨きます。メガネ拭き(マイクロファイバークロス)に粗目のコンパウンドを小指の爪の半分くらいの量を出して、レジンを磨きます。
粗目→細目→極細と順番に磨きあげます。
コンパウンドはこんなのでもOK
![]() タミヤ コンパウンド 粗目 細目 仕上げ目 [3点セット] タミヤ模型
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☆途中経過
粗目が終わったところ↓
細目が終わったところ↓
極細が終わったところ(完成)↓
④コンパウンドを洗い流して完成です。
透明になりました!
◆研磨のコツ
研磨を綺麗にできない場合の対応やコツを、一通り考えてみました。
1、レジンを硬化したときにへこみができないようにする。へこみがあると、磨いても穴が空いたような部分ができてしまします。
2、はじめに♯400で研磨した時に、全体の形を整えてしまう。形の修正はここで一気にやってしまいます。妙な膨らみとか、成形した時にできてしまったくぼみを削ってならしておきます。
3、♯800以降のやすり掛けは、なるべく力を入れずに、撫でるような感覚で行います。削りすぎたり、大きなキズができるのを防ぐためです。
4、コンパウンドが終了してもどうしても曇りが取れない場合は、やすり掛けの♯800くらいからやり直す。やすりの段階で不十分だと、いくらコンパウンドで研磨しても、透明感が出なかったので。
研磨は手間も時間もかかりますが、完成度が上がって、素敵な作品に仕上がります(*^_^*)
私の主観なので、他にもやり方があると思いますが、いろいろ試してみてください♪
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こんにちは。
レジン作りを独自で始めてます。
硬化した後、表面がベタベタしますが、
ベタベタにならずに仕上げたいですが、どうすればよろしいでしょうか?
レジンの研磨にてこのページにたどり着きました✩.*˚
質問なのですが他の人達のブログを見ると
3000とか5000と結構細い耐水ペーパーを使ってる方が
いるのですが大きな違いなどあるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
3000や5000といった細かさになると、見た目にはほとんど変わらないかと思います。
手触りは細目の方が多少ツルツルした感じになるのではないでしょうか。
あとは磨きやすさが人によって変わってくると思います。
やったことがないので、あまり参考にならないかもしれません。すいませんm(__)m