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秋色もみじのネックレス/カドを削って研磨

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秋といえば、紅葉です!

ということで、もみじをイメージしたネックレスを作ってみました(*’▽’)

 

【UVレジン】秋色もみじのネックレス/カドを削って研磨

 

◆材料

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・UVレジン液ハード

・NRクリアカラー

・シリコンモールド

・ホイルネイルシート(ダイソー)

・パール顔料 肌色系2色

・丸カン

・Aカン

・ワックスコード(ダイソー)

・爪ヤスリ

・耐水ペーパーやすり #400#800#1000#1500

・コンパウンド 粗目・細目・極細・#1万~1万5千

・水入れ

 

 

◆作り方

①大きな円形のモールドに、底に広がる程度の量の透明レジン液を入れて、全体に伸ばします。気泡を抜いて硬化します。

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②レジン液を紅葉色に着色します。三角トレーにレジン液を多めに出します。NRクリアカラーのマゼンダを2滴くらい入れます。紅葉色に近づくように、オレンジを少しずつ入れていき、↓のような色にします。

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③レジン液をイチョウ色に着色します。三角トレーにレジン液を多めに出します。NRクリアカラーのオレンジを2滴くらい入れます。ほんの少しだけブルーを入れて、↓のような色にします。

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④型に、底に広がる程度の量の透明レジン液を入れて、全体に伸ばします。紅葉色とイチョウ色のレジン液を所々に入れていきます。時々、透明レジン液と混ぜて、なじませます。ふわっとした色の雰囲気になるようにします。

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ぽつぽつと、紅葉色とイチョウ色の点々を配置して、混ぜずに硬化します。

 

⑤型に、底に広がる程度の量の透明レジン液を入れて、全体に伸ばします。紅葉色とイチョウ色のレジン液を所々に入れていきます。透明レジン液と混ぜて、なじませます。色の配置を整えて、硬化します。

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⑦ホイルシートで所々に金箔っぽいものを貼り付けます。張り付けられたら、透明レジン液を型いっぱいまで入れて、硬化します。

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⑧完全に硬化したら、型から取り出します。

 

⑨トレーの上で、表面(金箔が上になるほう)を上にして置き、穴をつまようじで塞いでおきます。表面がぷっくりするくらい、レジン液を盛ります。全体に伸ばして、気泡を抜き硬化します。

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硬化できたら、つまようじを抜いておきます。

 

⑩裏面をやすりで削って平らにしておきます。

 

⑪パール顔料でレジン液を着色します。三角トレーにレジン液を出します。クリーム色と薄茶色のパール顔料を混ぜて、↓のような色にします。

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⑫トレーの上で、裏面(金箔が下になるほう)を上にして置き、穴をつまようじで塞いでおきます。先ほど着色したレジン液をぷっくりするくらい、盛ります。気泡を抜き、硬化します。

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硬化したら、つまようじを抜いておきます。

 

⑬表面とカドを、鉄やすりで削って、滑らかにします。こんな感じ↓

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⑭表面を研磨して、ツルツルにします。耐水ペーパーやすりで、#400→#800→#1000→#1500と磨いた後、コンパウンドの粗目→細目→極細→#1万~1万5千で磨いて、ピカピカにします。細かいやり方は「春の野原のたまご・UVレジンを研磨してみた」を見てください(^^)/

磨けるとこんな感じになります↓

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⑮Aカンを穴に通します。Aカンとワックスコードを丸カンでつないで、ネックレスにします。

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完成です(*´ω`*)

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丸みのある形が、優しい雰囲気を出しています♪

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裏面にパール顔料を塗ったので、黒っぽい服でもはっきり色が出ます(*’▽’)

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今回は、使いやすいネックレスになりました。

作ったものを身につけていけるっていうのもいいですよね(*^^)v

 

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海のたまご・ネックレス

海にふわふわクラゲが揺れているようなたまごを作りました(*’▽’)

◆海のたまご・ネックレス

気泡とブリオンが海の泡に見えて、綺麗に見えます(*’ω’*)

 

◆材料

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・UVレジン液ハード

・NRクリアカラー

・マニキュア白

・モールド(たまご型)

・オーロラホログラム星(ブルー)

・六角ホログラム(白・青)

・ガラスの粒(透明)

・ブリオンABオーロラ ←表面がAB加工(Aurora Borealis)されており、オーロラのように様々な色に見えます。

・星の砂

・ドライモス(白)

・封入用メタルパーツ(シェル・ヒトデ)

・巻貝

・三角トレー

・座金

・Tピン

 

◆作り方

①モールドの右のたまご型に透明なレジン液を、型の半分くらいまで入れます。気泡を抜いて硬化します。

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②型の底に広がるくらいの量のレジン液を入れ、気泡を抜いて全体に広げます。下の方に星の砂、真ん中から上にかけてブリオン・ガラスの粒を入れます。全体を整えて、硬化します。

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③白のマニキュアでくらげを描きます。横長の楕円に、ヒゲを数本描けば、くらげっぽくなるはず!かけたら、マニキュアが完全に乾くまで待ちます。

 

④乾いたら、一面に広がるくらいの量のレジン液を入れます。ブリオン・星の砂・小さな巻貝・小さく切ったドライモスを入れます。ドライモスが塊にならないように注意します。そのあとで、上の方に六角ホログラムを入れます。下の方にメタルパーツのシェルを入れて硬化します。

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⑤型いっぱいまで、レジン液を入れ、全体に広げて気泡を抜いておきます。星のホログラムを入れます。星の砂・ブリオンを追加します。表にクリアファイルなど透明な板を付けて、平らになるようにしてから、硬化します。

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⑥硬化したら、型から取り出します。

 

⑦もう半球を作ります。モールドの右のたまご型に透明なレジン液を、型の半分くらいまで入れます。気泡を抜いて硬化します。

 

⑧白のマニキュアでくらげを描きます。かけたら、マニキュアが完全に乾くまで待ちます。

 

⑨乾いたら、一面に広がるくらいの量のレジン液を入れます。下の方に星の砂、全体にブリオン、オーロラホログラムの星、カットしたドライモス、メタルパーツのヒトデを入れます。配置を整えて、硬化します。

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⑩レジン液を青色に着色します。三角トレーに多めにレジン液を出します。NRクリアカラーを、ブルー:オレンジ:マゼンダ=4:1:2、の割合で混ぜ合わせます。混ぜ終わったらエンボスヒーターを当てて気泡を抜いておきます。

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⑪着色した青いレジン液を、型いっぱいまで流し込みます。エンボスヒーターを当てて気泡を抜きます。表にクリアファイルなど透明な板を付けて、平らになるようにしてから、硬化します。

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⑫硬化したら、型から取り出し、バリ取りしておきます。透明な半球もバリ取りします。

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⑬片方を型にはめて、2つの半球の平らな面にレジン液を塗り、貼り合わせて硬化します。

 

⑭硬化したら、型から取り出し、バリ取りします。

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⑮やすりで表面を研磨してツルツルにします。詳しくは「春の野原のたまご」を見てください。

 

⑯ネックレス用の金具を通せるカン部分を作ります。たまごを立てて、上に座金にTピンを通したものを、レジン液でくっつけます。硬化します。

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⑰Tピンの先を丸めて、おきます。丸カンを使ってスェード調ひも、シェルチャームをつけて、完成です。

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キラキラです(*’ω’*)

クラゲの白が青色に映えていい感じ♪

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レジンと海モチーフは、透明感があって、大好きです!

また作りたいな(*^^*)

 

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UVレジン・研磨のコツ

前回に引き続き、レジンの研磨について、書いてみます(*^_^*)
春の野原のたまご・UVレジンを研磨してみた」の記事と重なる部分がありますが、復習もかねて書いておきますね。

◆準備するもの
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・鉄のやすり
・耐水ペーパーやすり(♯400・♯800・♯1000・♯1500)←ホームセンターで売っています。
・水入れ
・防塵マスク
・メガネ拭き(マイクロファイバークロス)←ダイソーで買いました。
・コンパウンド←ハンズで800円くらいでした。

磨いている間に細かい埃が出ます。レジンは石油製品で吸い込んで体に良いものではありませんので、できれば防塵マスクを用意することをお勧めします。

 

◆研磨のやり方

①はじめに全体の形を整えます。鉄のやすりを使って、バリを取り、デコボコがないように形を整えます。
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もしここで、へこみやキズがあるようなら、その部分にレジン液をつけて硬化させて、へこみをなくしておきます。
Point:ここで力を入れすぎると全体の形が歪になります。優しく時間をかけてやすりがけします。

②鉄やすりが終わると、表面が曇りガラス状態になります。ここから表面をつやつやにするため、磨きをかけていきます。
耐水ペーパーの♯400と水入れを用意します。水をつけて、耐水ペーパーで表面を磨いていきます。力を入れすぎないように注意しながら、やすりの上でなでるようにレジンを動かします。
一通り磨けたら、細かい目のやすりにかえていきます。♯400→♯800→♯1000→♯1500とやすりがけします。
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耐水ペーパーやすりはこんなものでOK

 

 

☆途中経過

鉄やすりが終わったところ↓
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♯400が終わったところ↓
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♯800が終わったところ↓
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♯1000が終わったところ↓
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♯1500が終わったところ↓
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ほんの少し、中の花の形が分かるようになってきました。

 

③コンパウンドを使って磨きます。メガネ拭き(マイクロファイバークロス)に粗目のコンパウンドを小指の爪の半分くらいの量を出して、レジンを磨きます。
粗目→細目→極細と順番に磨きあげます。
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コンパウンドはこんなのでもOK

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☆途中経過

粗目が終わったところ↓
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細目が終わったところ↓
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極細が終わったところ(完成)↓
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④コンパウンドを洗い流して完成です。
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透明になりました!

 

◆研磨のコツ

研磨を綺麗にできない場合の対応やコツを、一通り考えてみました。

1、レジンを硬化したときにへこみができないようにする。へこみがあると、磨いても穴が空いたような部分ができてしまします。

2、はじめに♯400で研磨した時に、全体の形を整えてしまう。形の修正はここで一気にやってしまいます。妙な膨らみとか、成形した時にできてしまったくぼみを削ってならしておきます。

3、♯800以降のやすり掛けは、なるべく力を入れずに、撫でるような感覚で行います。削りすぎたり、大きなキズができるのを防ぐためです。

4、コンパウンドが終了してもどうしても曇りが取れない場合は、やすり掛けの♯800くらいからやり直す。やすりの段階で不十分だと、いくらコンパウンドで研磨しても、透明感が出なかったので。

 

研磨は手間も時間もかかりますが、完成度が上がって、素敵な作品に仕上がります(*^_^*)

私の主観なので、他にもやり方があると思いますが、いろいろ試してみてください♪

 

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