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DAISO・Seria・Can★Doのカラーレジン液比べてみた!

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こんにちは。ふたつきです(^^)/

最近、100均のレジン液のカラーバリエーションがすごく増えてきました(*゚ロ゚)
そこでずっとやりたかった、レジン液の比較をやってみます!

今回比較するのは、DAISO・Seria・Can★Doのカラーレジン液です(^^)/

この内容の動画はこちら↓
https://youtu.be/ctbtIA0ucW0

 

100均で手に入るレジン液の種類

日本国内で店舗数が多い、大手の百円ショップは、DAISO・Seria・Can★Doの3社です。
それぞれが様々な色のカラーレジン液を独自に発売しています。

カラーレジン液はいずれも4g入り本体価格100円となっています。
(DAISOのレジン液はクリアカラーのみ5g入りになっています。)
少量ずつ手軽に買えるのが良い所ですよね(*’▽’)

今回は各社のレジン液の特徴を詳しくご紹介していきます!

こちらでご紹介している内容は、私が個人的に使ってみた感想ですので悪しからずご了承くださいm(__)m
入手できず、紹介内容に入っているものがある可能性があります。

 

DAISOのカラーレジン液

DAISOのカラーレジン液は始めはミルキーカラーの3色しかなかったんですが、徐々に増えてきています。
今回入手できたのは、全部で15色ですΣ(・ω・ノ)ノ!

ダイソーのカラーレジン液15色

ダイソーで見つけたカラーレジン液15色 

メーカーは書かれていませんが、発売元は「(株)大創産業」となっています。

 

◆色の種類

ミルキー系、クリア系など、多様な色があります。
色は、ホワイト、ミルキーブルー、ミルキーグリーン、ミルキーピンク
クリアセピア、クリアブルー、クリアピンク
コバルトブルー、グリーン、イエローグリーン、イエロー、
オレンジ、レッド、パープル、ブラック
の15色です。
後の方で発売された色(ミルキーやクリアがついていない色)ほど、発色が濃くて鮮やかな感じがします。

ミルキー系の色は、容器の中でレジン液と着色剤が分離してしまって、色ムラができていました。
初めに出した分は、色がとても薄かったです。
一度すべて出して、かき混ぜてから使った方がいいかもしれません。

DAISOのカラーレジン液は、他社のレジン液と比べると、全体的に色が薄めな印象です。
しかし、ブラックだけは他社のものよりも濃いですΣ(・ω・ノ)ノ!

◆レジン液の特徴

・硬化時間
パッケージには、晴天時5~30分と書かれていました。
ほかの100均のレジン液と比べても、硬化は遅い感じがしました。
べたつきが気になるときは、長めに太陽光に当ててみてください。

・粘度
粘度は低くて、流し込みやすいです。
気泡はやや抜けにくく、エンボスヒーターを当てても素早く抜けてはくれませんでした。

・収縮
DAISOのレジン液は収縮が大きめです。
平らな部分に広げても、変な盛り上がりやツノのようなものができることがありました。
発生原因はよくわかりませんでした。

◆オススメの作品

DAISOのレジン液は、モールド(型)の作品にオススメです。
全体にサッと広がって、作業しやすいです。
色が薄いのが難点ですが、厚みのあるモールドなら、しっかり発色してくれます。

硬化してもべたつきが残ってしまったときは、表面をSeriaのレジン液でコーティングしてごまかす、という方法も有効ですよ(^^)/

 

 

Seriaのカラーレジン液

Seriaのカラーレジン液は、通常のものと、UVLEDライトでも硬化する速乾のものがあります。
どちらも、色が豊富に発売されています。

 

Seriaの通常のカラーレジン液

100均の中で一番早く発売されたカラーレジン液です。
私が一番よく使う種類がコレです(^^)/
今回入手できたのは、全部で13色です。

Seriaの通常のレジン液13色

発売元は「サンノート株式会社」と書かれています。

 

◆色の種類

Seriaのレジン液は、クリア系の色が多いです。
色は、ホワイト、ミルキーグリーン、ミルキーピンク、ブラック
クリアコバルトブルー、クリアブルー、クリアグリーン、
クリアイエロー、クリアイエローアンバー、クリアアンバー、
クリアレッド、クリアチェリーピンク、クリアバイオレット
の13色です。

色の濃さは濃いめで、使いやすいです。
特に、コバルトブルーバイオレットが濃くて、海や宇宙の表現に適しています。

◆レジン液の特徴

・硬化時間
パッケージには、UVライト(36W)3~10分、晴天時5~30分、曇天時10~36分と書かれていました。
色によって、表記されている硬化時間が異なります。
濃い色ほど硬化時間が長くなります。

・粘度
粘度は高くて、盛りやすいです。
気泡は抜けやすくて、エンボスヒーターを当てると表面の気泡は素早く消えます
気泡が抜けやすいので、このレジン液を気に入っています(‘ω’)ノ

・収縮
このレジン液も収縮があります。
特にモールドで使用したとき、モールドとレジンの隙間がデコボコになってしまうことがあります。
型から取り出した後に、透明なレジン液でコーティングしてカバーしてください。

表面にデコボコがあります

◆オススメの作品

Seriaの通常のレジン液はミール皿の作品にオススメです。
粘度が高いので盛りやすくて、ぷっくり仕上がります。
ミール皿だと収縮によるデコボコもできず、作りやすいですよ(^^)/

 

Seriaの速乾のカラーレジン液

非常に硬化するのが早いカラーレジン液です。
100均でレジン液を購入される方はUVライトを持っていない方も多いので、需要が多いみたいです。
どんどん新色が出てきています。
今回入手できたのは、全部で12色です。

この速乾レジンは梱包が過剰な気がします。

販売元は「TMSプランニング」と書かれています。

 

◆色の種類

Seriaの速乾レジン液は、パステル系がかわいいです。
色は、ホワイト、パステルブルー、パステルイエロー、パステルパープル
クリアマリンブルー、クリアブルー、クリアグリーン、クリアイエロー、
クリアレッド、クリアピンク、クリアパープル、クリアブラウン
の12色です。

色ごとに濃さにばらつきがあります。
特にクリアブルー、クリアパープルは色が薄く、厚みの薄い作品だとほとんど色がわからないレベルです。
逆にパステル系の色は向こう側がほぼわからないくらい濃い色になっています。

◆レジン液の特徴

・硬化時間
このレジン液は濃さにばらつきがあるせいか、色によって硬化時間がまちまちです。
パッケージに書かれている平均的な時間は、
UVライト(36W)3~10分、
UV-LEDライト(10W)2~5分、
晴天時3~15分or5~30分
でした。
色によって、表記されている硬化時間が異なります。

このレジン液はUV-LEDライト(ジェルネイルでよく使われているライト)でも硬化するのが大きな特徴です。
最近、格安のUV-LEDライトも発売されていますので、この機会に購入してみてはいかがでしょうか(^^)/

 

・粘度
粘度は比較的高くて、盛りやすいです。
このレジン液は非常に気泡が抜けにくいです。
エンボスヒーターを当てても、ほとんど効果がありませんでした。
最終的に気泡はプラスチックスプーンやスパチュラですくって取り除きました(;´・ω・)

気泡が入っていても良いような、海のデザインとかに向いているかと思います。

・収縮
このレジン液は収縮が少ないです。
つるっと綺麗な表面に仕上がります。
表面をきれいに仕上げたいモールドの作品にもオススメです。

◆オススメの作品

Seriaの速乾のレジン液は紫外線が弱いときにオススメです!
硬化時間が早いので、作業がはかどります(∩´∀`)∩

作品ではミール皿・空枠の作品をおすすめします。
モールドの作品も良さそうですが、
複雑な形のモールドだと気泡が入りやすくなり、抜くのが大変になりそう(;゚Д゚)

 

Can★Doのカラーレジン液

Can★Doのカラーレジン液は、以前からあるチューブのものと、新しいリッチカラーがあります。

以前からあるものは、フロストタイプ、ハニー、メープル、チョコレートしかなく、これ以上増えそうな気もしないので、ここでは軽く触れるだけにしておきます。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。

 

 

Can★Doのリッチカラーレジン液

Seriaのレジン液にそっくりな容器に入ったレジン液です。
今回比較してみて、一番使いやすそうだと思いました!!
今回入手できたのは、全部で10色です。

発売元は「株式会社まるき」と書かれています。

 

◆色の種類

ミルキー系とディープ系が5色ずつあります。
色は、ミルキーブルー、ミルキーグリーン、ミルキーイエロー、
ミルキーパープル、ミルキーピンク
ディープネイビー、ディープブルー、ディープグリーン、
ディープイエロー、ディープレッド
の10色です。

色の濃さはかなり濃くて使いやすいです。

透明感よりも、色の濃さを重視した感じがあります。

◆レジン液の特徴

・硬化時間
パッケージには、UVライト(36W)4~10分、晴天時5~30分と書かれていました。
色によって、表記されている硬化時間が異なります。

・粘度
粘度は中間ぐらいで、普通な印象です。
特別盛りやすいわけでもなく、広げにくいわけでもありません。
オールマイティなイメージです。

気泡の抜けやすさも普通で、つまようじで数回つつけば割れました。
エンボスヒーターを当てると、気泡が抜けやすくなりました。

・収縮
このレジン液も収縮があります。
稀にモールドとレジンの隙間がデコボコになってしまうことがありました。
でもSeriaの通常のレジン液よりもずっと少なくて、デコボコも気にならないほどでした。
気になる時には型から取り出した後に、透明なレジン液でコーティングしてカバーしてください。

◆オススメの作品

良くも悪くも普通のレジン液なので、何にでも使いやすいです。
欠点は、カラーバリエーションが少なく、クリアカラー(透明)がないこと。
レジンの作品はクリア系の色が多いので、「ディープカラー」がもっと増えると嬉しいです。
今後色が増えたら、このレジン液をメインに使っていきたいです(*’▽’)

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

まとめ

ここまで見てきた内容を表にしてみました。

硬化時間 DAISO Seria通常 Seria速乾 Can★Doリッチカラー
 UVライト(36W) 記載なし 3~10分 3~10分 4~10分
 UV-LEDライト 硬化しない 硬化しない 2~5分※ 硬化しない
 太陽光 晴天時 5~30分 5~30分 3~15分/5~30分 5~30分
     曇天時 記載なし 10~60分 記載なし 記載なし

※硬化時間は、色によってばらつきがあります。

実際に使ってみた硬化時間の印象は
遅い < DAISO < Seria通常 ≦ Can★Do < Seria速乾 < 早い
でした。

レジン液の特性 DAISO Seria通常 Seria速乾 Can★Doリッチカラー
粘度 低い 高い やや高い 普通
気泡の抜けやすさ 普通 抜けやすい とても抜けにくい 普通
ぷっくり盛りやすさ 盛りにくい 盛りやすい 盛りやすい 普通
見つけた色の数 15色 13色 12色 14色
色の濃さ 薄め 濃いめ 色による 濃い
収縮 表面が盛り上がることがある 型との隙間が凸凹になる きれいに仕上がる 稀に型との隙間が凸凹になる
オススメの作品 モールド ミール皿・空枠 ミール皿・空枠 何でもOK
紫外線が弱いとき

 

比較のために4種類のレジン液でシャボン玉レジンを作たんですが、
それぞれの性質の違いがはっきりわかりました。
https://youtu.be/vfdsf1wJ92o

 

終わりに

今回比較してみると、色にかなりの差があることがわかりました。
使いたい作品の色に合わせてレジン液を選ぶと良いかと思います。

かなり主観の入ったレビューなので、異なるご意見もあるかと思います。
違う感想を持ったらごめんなさい。
少しでもレジン液選びのヒントにしていただけると幸いですm(__)m

動画も作成しましたので、写真ではわかりづらいと思われた方は、よろしければご覧ください。

今回は以上です!
また次回(^^)/

 

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これからUVレジンを始める方へ・オススメアイテム

動画をUPしていると、
「これからUVレジンを始めようと思うんですけど、何が必要ですか?」
とよく聞かれます。

私も初めは何があればUVレジンを始められるのかわからなかったです(;^_^A
そこで初心者さん向けのおすすめレジングッズ8点をご紹介します!

 

①UVレジン液(ハード)

UVレジン液は、液体状態ですが紫外線を当てると硬くなる性質を持っています。
基本的には無色透明です。

UVレジン液には、ハードタイプソフトタイプがあります。
ハードタイプは硬化させると石のように硬くなり、ソフトタイプはグミのような柔らかさを持ちます。
レジンクラフトでよく使われるのはハードタイプですので、UVレジンに慣れるにはハードタイプを使うのが良いです。

UVレジン液には、メーカーによって、いろいろな種類がありますが、どれでも紫外線で硬化します。
お試しであれば、100円ショップに売っているUVレジン液でも充分使えます。

UVレジン液を混ぜたり、整えたりするのに、つまようじを使うと便利です(^^)/
レジン液は石油製品ですので、ネイル用品の除光液でふき取ることができます。

 

②ミール皿

ミール皿は平らなお皿のような形の、レジンクラフトの土台です。
ミール皿の上にレジン液をのせて、お好きな封入パーツやデザインシートを入れて硬化すれば作品が完成します。
下地に紙をしいたり、マニキュアで宇宙塗りをしたりもできます。

↓マニキュアでミール皿に色を塗りました。
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ミール皿は一番簡単で、手軽な土台です。

 

③シリコンモールド

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レジン用シリコンモールド★ネイル工房オリジナルの20種類
価格:108円(税込、送料別) (2016/12/7時点)

シリコンモールドは、シリコンでできた型です。レジン液は、シリコンにはくっつかない性質があります。
シリコンモールドを利用すれば、いろんな形の作品を作ることができます。自由度高め

シリコンモールドの中に、レジン液を入れ、好きなパーツを入れて硬化すれば、作品が完成します。
球体やビーズが作れるモールドもあります。
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④レジン枠(空枠)

レジン枠は、金属などの枠で中が空洞になっているものです。空枠とも言われます。
裏からマスキングテープなどをあててレジン液がこぼれていかないようにした状態で、作品を作ります。
裏側が透けているので、透明感のある作品が作れます。
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⑤着色料

UVレジン液は基本的に無色透明ですが、顔料や絵具で着色することができます。
よく使われる着色剤は下の通りです。

パール顔料:パールを含む顔料です。キラキラしているのが特徴。不透明。
ヴィトラーユ:透明な絵具。レジン液と混ぜることができ、色を混ぜることもできます。手芸店でよく売られています。
ヴィトレア:不透明な絵具。レジン液と混ぜることができ、色を混ぜることもできます。手芸店でよく売られています。
NRクリアカラー:透明度の高い絵具。とても綺麗な色を出せます。
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パステル:コスパが良いので、ダイソーで買えるパステルがよく使われています。パステルには顔料が含まれているため、削ってレジンに混ぜれば色が付きます。少々粉が残る場合があります。

レジン液に色を付ければ、作品の幅が広がります。

 

⑥デザインシート・封入パーツ

 

デザインシートは、透明なシートに様々なイラストが書かれたものです。
カットしてレジンに入れれば、透明なシート部分は見えなくなり、イラストをレジンに閉じ込めることができます。
封入パーツは、レジンに入れるための小さなパーツのことです。ネイル用品のメタルパーツが使いやすいです。

これらをUVレジン液に入れて、一緒に硬化させることによって、いろんな作品を作ることができます。
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↑文字はデザインシート。金属の猫は封入パーツ。どちらもセリアで購入しました。

 

UVライト

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【宅急便発送】UVライト・紫外線照射機・36W
価格:3456円(税込、送料別) (2016/12/7時点)

UVレジン液は太陽光でも硬化しますが、早く硬化させたかったり、夜も作業がしたい場合は、UVライトが必要です。
大きく分けると9Wと36Wがあります。
36WのUVライトは、内部に9WのUVライトの電灯が4本あります。9W×4本=36Wというわけです。
36Wの方が、硬化速度は早いです。作業しやすいので、こちらがオススメです。

注意!ネイル用のLEDライトは、紫外線の波長が合わないため、クラフトのUVレジン液の硬化には使えません。

 

⑧エンボスヒーター

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Deco Podge デコポッジ エンボスヒーター EHT(同梱不可商品)
価格:4228円(税込、送料別) (2016/12/8時点)

UVレジン液は、作業している間に空気が入ることがあります。
これを抜くのがけっこう難しいです。
そんな時に役立つのがエンボスヒーター
エンボスヒーターはドライヤーよりも高温の温風が出せるヒーターです。
これを1秒くらい当てるだけで、レジン液に混じった気泡が魔法のように抜けていきます。

透明度の高い作品・気泡の入らない作品を作りたい場合は、ぜひ用意しておきたいアイテムです。
エンボスヒーターがない場合は、地道につまようじで気泡をつぶすか、気泡もデザインの内に入るような作品を考えると、美しく仕上がります。
初心者向けということで、基本的な用品について解説&オススメアイテムを紹介してみました。
簡単な説明だけになってしまったので、またそれぞれのアイテムについて詳しく解説していく予定です。(*- -)(*_ _)ペコリ

おかしい点や、さらに良いものがあったりしたら、コメントからお知らせいただけると助かります。